コーチの心得

  1. 試合に勝つ事は目標であり 試合に勝つ事が目的ではない。
    子供達にとって勝つ事が目的かも知れないが、コーチにとっては子供達がずっとサッカーを続ける基礎を作る事が目的である。
  2. 主はあくまで子供達自身でコーチはアドバイザーにすぎない。
    コーチが子供達を変える事が出来ると言う考えは、思い違いであり子供達自信で変える能力を持っている事を認め、引き出す指導が必要である。
  3. 正解は一つでない事を忘れてはならない。
    サッカーには正解が一つと言う事はない。子供達の考えを大切にしよう。
  4. 何が出来るかではなく、何が出来るかを見てあげよう。
    出来る事を伸ばし、出来ない事を自覚し挑戦するよう指導しよう。
  5. 子供は誉めて育てる。
    怒ってばかりの指導では子供達がのびのびとサッカーは出来ず、子供達が自発的にサッカーが出来なくなる。
  6. 子供達にとってコーチは1人対1人の関係である。
    子供達にたずさわるコーチは、その少年にとって最初に出会う指導者である。
  7. サッカーの楽しさを伝える。
    練習を楽しくする事はコーチの役目である。
  8. サッカーは小学校で終わる訳ではない。
    サッカーを一生の友に出来る様指導しよう。
  9. ボールに対する技術は小学生時代に習得させる。
    体力・持久力は中学からで、小学生時代はボール扱い運動神経の能力を上げる事を重点に指導しよう。
  10. 練習、試合での子供達の失敗を非難してはならない。
    サッカーは手を使うスポーツと違い、ミスする事が大半のスポーツであり、そうでなければ点がいっぱい入るはず。子供達の失敗するのは当たり前と考え、子供達がいかに失敗が少なくなるかを考え指導しよう。
  11. 子供達が出来ない事を非難してはいけない。
    出来ないと言う事を子供達のせいにするのではなく、日頃の指導力が足りないと言う事をコーチは自覚し指導しよう。
  12. 子供達が練習していない事を試合で要求してはいけない。
    練習で指導していない事を試合で出来るはずが無い事をコーチは自覚し無理な要求をしない。

参考資料:「コーチの心得」より